業種:医療
医療
都道府県:北海道
北海道
従業員人数:404名
404名
プロジェクト期間:6ヶ月
4ヶ月
サービス形態:病院
病院
共愛会病院様|medica実績
medica|採用代行×AI

採用ノウハウ不足を補う伴走型支援で、限られた人事リソースでも確実な採用成果を実現
プロジェクト概要
共愛会病院様は、地域医療を支える中規模病院として、質の高い医療サービスの提供を理念に掲げ、患者様一人ひとりに寄り添った医療を実践されています。法人化されている組織体制の中で、本部が人事戦略を担い、現場は給与計算などの実務に偏る体制となっており、求人活動のノウハウが現場に蓄積されていないという課題を抱えていらっしゃいました。特にインターネットを活用した採用手法については知見が乏しく、効果的な求人活動に苦慮されていました。
弊社では、2025年4月より採用代行サービス「medica」を提供。求人原稿の作成から掲載管理、応募者対応まで一貫した支援を実施し、約6ヶ月間伴走させていただきました。限られた人事リソースの中で、ネット求人のノウハウ提供と実務の完全代行により、看護助手1名、事務職1名の採用を実現いたしました。
今回は、人事業務を担当される宇野様に、弊社との取り組みの背景、採用ノウハウ不足という課題をどう克服されたのか、そして医療業界が直面する今後の展望について、詳しくお話を伺いました。
1. 背景と課題:組織に蓄積されていない「求人ノウハウ」
法人組織特有の採用課題
——本日はありがとうございます。まず、弊社にご相談いただく前の採用活動について、どのような状況だったか教えていただけますか?
宇野様: 私たちは病院の中でも中規模と言われるところで、人事のような仕事もしているんですが、法人化されているところは人事系の業務は本部が担当していて、現場は給与計算などの実務系に偏っているんです。そのため、求人のノウハウがわからないんですよ。
——現場に採用活動のノウハウが蓄積されていなかったのですね。
宇野様: そうなんです。教えてくれる人もいないですし、上の世代を考えても、ネットとはそんなに縁がないような世代なので、ノウハウがまずない。今回も野村さん含めていろいろ教えていただいて、初めて「あー、なるほどな」という知見を得たという状況でした。
職種による採用手法の固定化
——それまでは、どのような方法で採用活動をされていたのでしょうか?
宇野様: 実は採用活動自体、あまりしてこなかったんです。看護師系の採用は非常に循環していて、どこの病院も看護部長がリクルートで回しているんだと思います。それ以外に関しては、求人を出すとそれなりに来る職種もあるので、来ない職種については紹介会社一本でした。
——専門職はどうされていたのですか?
宇野様: 病院で言うコメディカル職という高度な職種は、学校との結びつきですね。ただ、それに関しては実習を受け入れないと学生なんて来ないので、実習受け入れをするか、紹介会社か、看護師は看護部長、ハローワークで十分かなという感じで、ほとんど求人回りはやってなかったんですよね。
2. 導入の経緯:前向きな事務長の決断とノウハウ習得の機会
新任事務長の前向きな姿勢
——そのような状況の中で、弊社を導入されたきっかけは何だったのでしょうか?
宇野様: 実は入り口は私じゃなくて、事務長が4月に変わったタイミングでお話をいただいたんです。その事務長がそういうのにかなり前向きな方だったので、「やってみようか」と言われました。
——宇野様ご自身はどう感じられましたか?
宇野様: 先ほどお話しした現状もありましたし、自分自身の知識もそこまでなかったので、吸収するいい機会でもあると思いました。「あー、そういうのやってみようかな」という感じで始めました。
ネット求人への懸念と期待
——医療業界では、ネット求人に対して懐疑的な見方もあるかと思いますが。
宇野様: そうですね。お金を使って効果が出なかった時、非常にがっかりされるんですよ。ただ、今回は前向きな事務長の判断もありましたし、私自身もノウハウを学べる機会だと捉えていました。
3. 実施内容:求人掲載の完全代行とノウハウ提供
最も助かった「求人掲載の完全代行」
——実際にサービスを使い始めてから、どのような点が特に助かりましたか?
宇野様: やはりメインでもあると思いますが、求人の掲載を全部やっていただいたことです。今までハローワークもそうなんですけど、ずっと求人に目を向ける時間がないんですよ。そこは個人的にすごく困っていたんですが、いろいろな観点から教えてもらえました。
——求人管理の時間が大きな負担になっていたのですね。
宇野様: そうなんです。求人にずっと目を向けることができないというのが現実で、そこを全部やっていただけたのは本当に助かりました。
ノウハウの習得と実践
——6ヶ月間のご利用を振り返って、率直にいかがでしたか?
宇野様: 野村さん含めていろいろ教えていただいて、「あーなるほどな」という知見を得られました。教えてくれる人がいない環境でしたから、これは大きかったですね。ノウハウがまずないという状況を変えることができました。
4. 成果と効果:限られたリソースで確実な採用実績
確実な採用成果の実現
——具体的な採用成果について教えていただけますか?
宇野様: 看護助手と言われる国家資格ではない方が、内定ほぼ決定という形です。それ以外に関しては、事務職を1名採用しました。序盤に採用できたのですが、その後、一旦採用ストップみたいな形になってしまって、なかなか思うように求人運用ができない期間があったんですけど。
——一旦採用ストップという外部要因があったのですね。
宇野様: そうなんです。充足したわけではなく、全然していないんですけど、今ぐらいの業務ボリュームなら人が辞めてもそれでやれという法人の考えになってしまって。求人でお世話になることができなくなってしまったんです。
応募実績の詳細
——応募状況についても教えていただけますか?
宇野様: 事務職は10名の応募があり、1名採用で充足しました。専門職系では、看護師1名、看護助手2名の応募があり、看護助手を1名採用しました。
5. 今後の展望:医療業界の再編と人事機能の進化
医療業界が直面する構造変化
——今後、医療業界はどのように変化していくとお考えですか?
宇野様: 基本的に病床が削減されて、病院も淘汰されていく流れです。人口減少という中で、統合すればいいというシンプルな意見もあるんですけど、そう簡単な問題でもありません。病院のあり方というのは、ちょっとスケールが大きくてよくわかりませんが。
——人事機能についてはいかがでしょうか?
宇野様: 少なくとも私たちの仕事は、なくなってもいいのかなとも思っています。働く職員が多い方が一番いいと思うので、私たちは別に他の医療機関への営業系の仕事もあるものですから、そういうふうになっていくんじゃないかと思います。
人件費という最大の経営課題
——医療業界の経営課題について、どうお考えですか?
宇野様: やっぱり人件費が重いですからね。もう、そこしかないですね。ただ、それは避けて通れない課題です。
medicaへの期待
——今後、採用支援以外で弊社に期待されることはありますか?
宇野様: 採用以外のところですね。これを言ってしまうと自分の仕事がなくなっちゃう話なんですけど(笑)。機械的にやっている仕事は別のところで改善できるとして、届出などはそんなにイメージはないので。
——人事系の業務についてはいかがでしょうか?
宇野様: 点数の相談とか、経営の相談はグループで割とやっているので、その辺は大丈夫かなと思います。総務系で言うと、人事配置とか、書類関係のサービスがもう少し幅広くなっていくといいですね。
プロジェクト情報
実施期間: 2025年4月〜2025年10月(約6ヶ月間)
支援内容:
求人原稿作成・掲載管理の完全代行
採用ノウハウの提供とアドバイス
定期的な採用状況の報告と改善提案
複数職種の同時募集管理
関連リンク
本記事は2025年11月に実施したインタビューを基に作成しました。
